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ホームページの作成方法は無料?有料?自作?どれがいいの?

ホームページの作り方ホームページを作成するとなると、お金がかかるイメージがありますが、実はコストをかけずに誰でも簡単に作れるサービスもあります。

思い通りのホームページがほしければ、やはりプロに頼むことになりますが、ご自分の費用感や目的に応じて、最適なものを選んでください。

無料ホームページ作成サービスを利用する

最近は、だれでも簡単にそれなりにキレイなホームページが作れるサービスがたくさん出ています。
特別な知識がなくても、テンプレートに写真や文字を当てはめていくだけで、見栄えのするホームページができるので、「とりあえずビジネス用のホームページを持ちたい!」という場合には無料ホームページ作成サービスがおすすめです。

難易度:パソコンでWordやPowerPointが使えればOK

無料ホームページ作成サービスのメリット

  • 費用ゼロで始められる
  • 簡単に作れる
  • 自分で更新がしやすい
  • それなりに見た目がキレイ
  • ドメインの強いサービスならSEOにも効果がある

「無料」ホームページ作成サービスなので、費用はかかりません。
いくつかのテンプレートが用意されている中から、自分の気に入ったものを選び、WordやPowerPointで文書を作るのと同じように入力していくだけで、それなりにプロっぽい見た目のホームページが出来上がります。
自分で作成できるので、もちろん自分で更新も簡単に出来ますよね。

SEO効果についても、2019年はドメインの強さが重視される傾向があるので、新しくドメインを取得してサイトを公開するよりも、すでに大量のサイトを抱えている無料ホームページ作成サービスのドメインが有利になる可能性があります。

無料ホームページ作成サービスのデメリット

  • デザインがかぶる
  • 広告が掲載される(一部を除く)
  • サービスが終了すると自分のホームページも消える
  • 同じようなジャンルのサイトが同ドメインにあると競合してSEO上不利になる可能性がある
  • 独自ドメインが使えない(一部を除く)
  • 独自ドメインのメールアドレスが持てない

テンプレートから選んで作っていくため、よほど工夫しないと「どこかでみたような」デザインになります。
また、利用料を払う代わりとして、サイト上に運営会社が広告を設置するため、場合によっては競合他社の広告が貼られてしまう可能性もあります。

無料サービスは突然のサービス終了や、アカウント削除の可能性もあるため、その場合は問答無用でサイトにアクセスできなくなります。

サイト上に独自ドメインを設定することが出来ず「〇〇.jimdosite.com」のようなサービスのドメインになるため、独自ドメインのメールアドレスも持てません。

SEOの面では、ひとつのドメインでGoogleの検索結果に表示されるページに制限があるため、同じようなジャンルのサイトが多い場合、他のサイトが表示されてしまうとあなたのサイトがランクイン出来ない可能性があります。

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有料サービスを利用する

多少の月額はかかっても良いから、独自ドメインでサイトを公開して、独自ドメインのメールアドレスを持ちたい!という場合は、ホームページ作成サービスの有料のプランがおすすめ。

有料プランのメリット

  • 簡単に作れる
  • 自分で更新がしやすい
  • それなりに見た目がキレイ
  • 運営会社の広告が入らない
  • 独自ドメインが使える
  • 独自ドメインのメールアドレスが持てる
  • サービスが突然終了しても、移転することで大ダメージは受けない

デザインや機能の面で完全に自由とは行きませんが、自分のドメインで運用していれば、万が一サイトが削除されてしまった場合にも、すぐに別のサーバーで公開し直せば、お客様を混乱させずにすみます。

短期的には新規のドメインは不利ですが、独自ドメインを育てていけば、SEO効果も次第に上がっていくので長期的な成長が見込めます。

また、特に対企業とのやりとりの場合では、メールアドレスに「Gmail」や「Yahoo」メールなどのフリーアドレスを使用するよりは、独自ドメインのメールアドレスがあることで、信用がアップすることは確かにあります。

有料プランのデメリット

  • デザインがかぶる
  • 月額料金がかかる
  • サービス終了するとサイトの移転を余儀なくされる
  • サービスの範囲外のことはできない

無料サービスに比べると断然使いやすいのですが、それでも「自由度無限大」とはいきませんので、サービスで提供されている機能の範囲のことしか出来ません。

ドメインは自分のものでも、サービスが終了してしまえば、ホームページのデータは削除されてしまいますので、自力でどこかに作り直さなければなりません。

外部の製作者に依頼する

プロのweb製作者に依頼して作成してもらう方法です。
大手の会社から、フリーランスの個人まで、たくさんの方がホームページの作成を請け負っていますので、「自分だけのオリジナルのホームページが持ちたい」という場合は検討してみてください。

ホームページ作成会社に依頼するメリット

  • 希望通りのサイトを作ってもらえる
  • 独自ドメインの設定、メールアドレスも可能
  • 誰かの都合で勝手に削除されない(法令違反、規約違反の場合は別です)
  • どんなシステムも思い通り

制作会社に依頼すれば、色味からデザイン、使い勝手まで思い通りに作ってもらうことが可能です。
制作会社のスキルによっては、予約のシステムやECサイトのカートシステム、会員システムなども、思い通りのものを作成してもらことが出来ます。

更新作業の契約もしていれば、その都度必要なコンテンツを追加してもらうことも出来ますので、ホームページの運用に関しては気にすることなく、ハイクオリティのサイトを維持することが出来ます。

ホームページ作成会社に依頼するデメリット

  • 費用がかかる
  • 公開後の更新作業を契約していない場合、自分で記事の更新を行わなければならない
  • 自分で更新するには、ある程度の知識が必要
  • 公開後のメンテナンスを契約していない場合、トラブル対応を自分で行わなければならない

「プロに依頼する」場合は、掲載する写真や文章をどちらが用意するのかにもよりますが、基本的に数十万円~の金額がかかると思っておいてください。
安価でフリーランスの製作者に依頼することも可能ですが、その場合は作成内容(ページ数、記載内容など)に制限がある場合が多くなります。

完成品の納品という契約の場合は、その後のメンテナンスや記事の更新などは自分で行わなければなりません。
WordPressの場合、記事の更新にもある程度の知識が必要になってきます。

ホームページは公開することよりも、維持管理、更新作業を続けていくことのほうが大切です。
SEOの評価も、頻繁に更新していないサイトは上がっていきませんので、せっかく独自ドメインで公開してもメリットが薄れてしまいます。

「一度公開したらそのまま置いておく」という目的だとしても、サーバーがトラブルを起こしたり、ウイルスに感染したりという危険はゼロには出来ないので、自分が技術的に不安な場合は、最低限継続的なメンテナンスを含めた契約をおすすめします。

自分でイチから作る

WordPressやMovable typeなどのCMSと呼ばれるツールを使用したり、ホームページ作成ソフトを購入したりして自分でサイトを作ることも出来ます。

ただし、それなりのクオリティのホームページを作ろうとするとかなりの時間を取られますし、難しい用語やある程度のプログラミング知識も必要になってきますので、「ホームページ作成業者になる!」という方以外は、あまりおすすめしません。

SEOの面でも、ソース(ホームページを表示するプログラム)が最適化されていないと評価は上がりませんし、素人が作成したホームページはどうしても表示に時間がかかりがちになるため、不利になります。

個人的には、ホームページの作成に試行錯誤する時間を、ご自分の商品やサービスのクオリティアップに使って、上がった売上でプロに頼むほうがずっと有益ではないかと思います。

  • この記事を書いた人

ゆり

起業3年目のフリーランスママ。 M-coto株式会社でママ講師さんたちの活躍をサポート中。 ママかつ認定講師養成講座講師。 小学生から幼稚園までの3児の母で、元薬剤師でありながら、WEBマーケター、ライター、セミナー講師などとして、子供との時間を第一にしながら働いています。

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