事業計画~事業の骨組みづくり~

起業成功のための羅針盤「事業計画」をたてる

「事業計画」というと難しく聞こえるので、「いや、そこまで本格的じゃなくていいんだけど…」と、ちょっと引きましたか?

「事業計画」は、これから起業して仕事をしていく上での「羅針盤」「設計図」になるような、とても大切なものです。
こちらのページでは、項目ごとの考え方をやさしく解説していきますので、全てを読めば誰にでもきちんとした「事業計画書」が仕上げられます。
安心して読み進めてくださいね。

あなたが始めようとしている事業にとって「大切にするべきものはなにか?」などの、思いの部分から、実際に起業したとして生活していけるのか?計画に無理はないのか?などの現実的な部分まで、事業計画を立てることで、よりすっきりと見えてきます。
ぜひ起業する前に(もう起業してしまったけど、まだ事業計画を立てていないという場合は今すぐに!)、一度立ち止まってじっくり考えてみましょう。

どんな事業をどうやって行うのか順番に考えよう

事業計画には大きく分けて、実際に行う自供の内容をまとめた「経営計画」と、お金の流れとやり取りをまとめた「資金計画」があります。

経営計画はそれっぽいものを考えたけれど、資金計画は「なんとかなるでしょ」とはじめてしまう人が多い女性起業家さんがとても多いのですが、きちんと資金計画を立てておかないと「気がついたら、毎月ものすごい赤字だった」なんてことが、よくあります。
趣味として起業するなら、それでもなんとかなりますが、きちんとお仕事にしてお金を増やしていくためには、資金計画はとても大切です。

経営計画

経営計画とは、事業に必要になる「もの」について考えていくこと。
どんな事業をするのか、どこで始めるのか、誰に売るのか、材料はどこから仕入れるのかなど、事業をする上で大切な「背骨」となる計画です。
事業を始める前は、準備のためのTodoリストとして、事業を始めたあとは設計図として、必要に応じてアップデートしながら何度も確認しましょう。

step
1
起業の目的をはっきりさせる

自分がどうして起業をするのかをはっきりさせるのは、とても大切なことです。
家族のため? お金のため? 自己実現のため? 誰かの役に立つため?

一番最初にじっくりと考えておきましょう。


step
2
事業として自分のできることを探す

「好き」や「得意」なだけでは、事業は成り立ちません。
あなたが提供できる価値のうち、「社会に必要とされるもの=誰かがお金を払ってでも受け取りたいもの」を探ります。


step
3
事業コンセプトを決める

どんなこだわりをもって事業を運営していきたいかは、他の同業者との差別化の意味でも大切です。
はっきりしたコンセプトがあると、広告宣伝の際にもとてもやりやすくなりますので、明確にしておきましょう。


独自の魅力と事業コンセプトを作る
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step
4
必要な資格と許認可を確認する

業種によっては、開業にあたって行政の許認可が必要だったり資格が必要だったりするものがあります。
許認可がおりるまでには時間がかかることも多いので、余裕をもって動きましょう。

事業が有利になる資格を必要に応じて取得しておくのも、アリです。


step
5
開業場所、開催場所を探す

事務所をどこに置くのか、サロンやワークショップなどの講座をどこで開催するのか、場所がなければ「教室が開けない」という場合は特に、しっかり場所を準備しておきましょう。
レンタルスペースを利用するなら、利用規約や使い方を調べておくのも大切です。

サロン、教室、事務所の開催場所、開業場所を探す
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すべて考えられたら…

あなたの事業における目標をワンフレーズに落とし込んでみましょう。

「忙しい女性がほっとリラックスできる隠れ家風エステ」
「一人で子育てしているママたちが、気軽に立ち寄れる親子カフェ」
「こだわりの材料をつかった、地域密着のベーカリー」

など、聞いた人が簡単にイメージできるくらいにはっきりとした目標にしておくと、一緒に働いてくれる仲間も得られやすいですし、お客さんにもアピールしやすくなります。
さらに、この目標をいつまでに実現するか「一年後までに」とか「来年の8月31日までに」など、しっかり期限を決めておきましょう。
期限を設定することで目標はよりクリアになり、実現可能性もアップします。

資金計画

文字通り、お金の出入りの計画です。
開業するのに、どれくらいの資金が必要なのか、毎月事業を運営していく上で、どれくらいの経費がかかるのか、どれくらいの利益が得られるのかをしっかり計算しておくことで、無理のない運営ができます。

step
1
目標収益を決める

どれくらいの収益を目標にするのか、1,2,3年後にはどれくらい稼いでいたいのか。最終的には、どれくらいの金額をいつまでに達成するのか。

自分が置かれた状況(家庭、身の回りなど)によって、目標とする収益金額は変わってきますが、まずはしっかり数字で残しておきましょう。


step
2
資金計画をたてる

事業をスタートするのに必要なお金はどれくらいなのか?
毎月かかる経費はどれくらいか?
固定費はいくらくらい掛かる?

などの出費と、売上を計算して、毎月のお金の流れを予想しておきます。
きちんと計算しておけば、毎月大赤字…なんていう無理な計画がなくなるので、安定した事業をすすめることができます。


step
3
資金を調達する

開業にあたって必要な金額をどうやって準備するのか考えます。
自己資金を用意する?
公的融資を利用する?
家族や友人から借りる?

リスクも考えながら、必要な資金を集めていきましょう。

資金調達
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事業計画書を書いてみよう

自分の考えを明確にするため、ぜひ事業計画書を書いてみましょう。
いままでに浮かんだアイデアをひとまとめにして、事業として一貫性のある計画にしていきます。
事業計画書は、あなたが事業を進めていく上での指針にもなります。

また、融資や出資を受けるときにも、事業計画書は必要になります。
一緒に事業を進めてくれる仲間を集めるのにも、役に立ちますので、融資を受ける予定がなくても書き上げておくと頭がスッキリしますよ。

参考日本政策金融公庫「創業計画書」

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