ハンドメイド

手作り品の販売サイト&アプリの特徴と儲かる販売方法

手作り品 ハンドメイド作品の 販売方法

ハンドメイドアクセサリーや、手作りスタイ、子供服など、作ってみたけど、どこで売ればいいんだろう?
とりあえず販売アプリを試してみたけど、全然売れない…どこを使えば売れるんだろう?

ハンドメイド作家なら、あるあるなお悩みですよね。

こちらでは、ネット&リアルでオリジナルから大手メーカーまで様々な商品を売って20年以上の私「ゆり」が、おすすめのハンドメイド販売アプリ、サイトはもちろん、その他のサービスも含めて、使えるサービスをご紹介しています。

自分に合うアプリの選び方から、知らないと「損害賠償」請求されかねない禁止事項どうすれば売上を伸ばせるかもお話していきますので、手作り作品を販売する前に、ぜひ一通り読んでみてくださいね。

手作り作品・ハンドメイドアクセサリーを販売する方法

手作りのアイテムやアクセサリーを販売するには、大きく分けて「対面・リアル販売」と「ネット・通信販売」があります。
お手軽に始められるのは、「ネット・通信販売」ですが、お客様と直接コミュニケーションが取れるリアルな場での販売も、ぜひ検討してみてくださいね。

それぞれの特徴、向いている商材などを詳しく解説していきます。

ハンドメイド販売サイト・アプリ

手数料は高めですが、大きなショッピングサイトの棚に他の人と一緒に並べてもらうというイメージなので、まったく無名の作家でも、売れる可能性があります。
ハンドメイド販売アプリを利用している人は、そもそも「ハンドメイドのアイテムが好き」「ハンドメイドの作品を買いたい」と思ってくれているので、購入される確率も高くなります。

販売の際のお金のやり取りをサービス側が仲介してくれるので、トラブルが起きにくくて安心。
初心者ならまずは、これらの販売サイトやアプリを利用してスタートするのをおすすめします。

ただ、自分のブランドを表に出して売り出すのには向かないので、ブランディングの面では少し弱いのがデメリット。
InstagramなどのSNSと併用したり、自分のwebサイトやブログも開設したりすることで、ブランディングの面を補いましょう。

minne(ミンネ)

月額使用料 無料
販売手数料 9.6%(送料を含む・税抜)
振込手数料 220円(一回の支払いにつき)
アプリ iPhone版/Android版
振り込み最低金額 1,000円以上は翌月に繰越
毎月月末〆の翌月末支払い
おすすめのジャンル アクセサリー、雑貨、ベビー&キッズ用品、ファッション
食べ物もOK(食品販売申請が必要)
※化粧品・石けん・香水・入浴剤等は販売不可
特徴 Instagramショッピング対応
2019年度流通119.8億円、アプリ1000万DLの最大手

CMでもおなじみ、ハンドメイド販売アプリ/サイトとしては一番利用者が多いサービスです。
ハンドメイド作品の取引に特化しているため、お客様もハンドメイド好きの方が集まっています。

サービスの知名度が抜群、利用しているお客様も多いので売れやすく、システムも安心して利用できます。
Instagramショッピングに対応しているので、Instagramに力を入れている方にもピッタリ。

登録は無料なので、とりあえず登録しておいて損はありません。
出品作品を眺めているだけで売れやすいアイテムの傾向もつかめるので、マーケットリサーチにも役立ちます。

Creema(クリーマ)

月額使用料 無料
販売手数料 10%(税別)
振込手数料 合計金額が30,000円未満:176円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
合計金額が30,000円以上:275円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
アプリ iPhone版/Android版
振り込み最低金額 なし
売上申請をした月末〆の翌月末支払い
おすすめのジャンル ファッション、アクセサリー
フード・ドリンク・酒出品可能(※要販売申請)
特徴 auとの提携サービスあり
常設ショップ「Creema Store」あり
Instagramショッピング対応

おしゃれな女性向けファッションやアクセサリが多いハンドメイド販売アプリ/サイト。
常設ショップや、ハンドメイドイベントを開催するなど、リアルな場へのつながりも持てます。

minne(ミンネ)とはユーザー層が少し異なるので、両方に登録してみて反応がいい方に絞っていくのもアリです。
登録、出品は無料ですので、Creemaにもぜひ登録しておきましょう。

iichi(いいち)

月額使用料 無料
販売手数料 20%(送料除く)
振込手数料 振込合計金額が3万円未満の場合:176円(ジャパンネット銀行あての場合55円)
振込合計金額が3万円以上の場合:275円(ジャパンネット銀行あての場合55円)
アプリ なし
振り込み最低金額 なし
月末締め翌月20日支払い
おすすめのジャンル 革製品、木工製品、食器、アクセサリー
※食品、化粧品不可
特徴 展示会やワークショップの告知可能
Instagramショッピング対応

「ハンドメイド」というよりも「クラフト」というイメージのアイテムがたくさん取り扱われている販売サイト。
革細工や木工品、食器などがたくさん出品されています。

展示会・ワークショップなどのイベント情報を告知できるページもあるので、作品販売だけでなくワークショップも開催している人におすすめです。

minneやCreemaに比べると出品手数料が高めですが、ユーザー層がかなり違うので、出品されているアイテムを眺めてみて、自分の商品にも合いそうと感じたら、ぜひ出品してみてください。

 

ハンズギャラリー マーケット

月額使用料 無料
販売手数料 12%(送料除く)
振込手数料 なし
アプリ なし
振り込み最低金額 なし
取引完了後の翌月末
おすすめのジャンル アクセサリー、ファッション、インテリア
※食品、化粧品不可
特徴 東急ハンズの運営するハンドメイド品販売サイト。
東急ハンズ渋谷店内にリアル店舗あり

ハンドメイド好きにはおなじみの「東急ハンズ」が運営する販売サイト。
販売サイトでは珍しく振込手数料が無料なのは、低価格帯の商品が多い人には嬉しいポイントです。

ネットショップを開設する

自分のお店をインターネット上に持つイメージの「ネットショップ」。
販売サイトを使用するよりも手数料を安くすることができるほか、あくまでも「自分のお店」なので、ブランディングの効果もあります。

現在は、初心者でも簡単に作れるネットショップ作成サイトもありますので、「難しそう…」と敬遠せずに、ぜひ「自分のお店」としてのネットショップも開設しておきましょう。
「BASE」「Stores」などのお金のやり取りなどもフォローしてくれるサービスなら、minneなどの販売サイトで販売するのとほぼ変わらずに利用できます。

作成サイトを使用する他に、もちろん自分でwebサイトを構築することもできますが、こちらは少し知識が必要です。

BASE

月額使用料 無料
決済機能・手数料 BASEかんたん決済(手数料3.6%+40円+サービス利用料3%)
利用可能な決済方法 クレジットカード、キャリア決済、銀行振込、コンビニ決済、PayPal、後払い
ブログ機能 あり
メールマガジン 使用可
独自ドメイン 使用可
Instagramショッピング 対応
特徴 おしゃれな有料テンプレートあり
ショッピングアプリBASEでの販売支援あり

100万ショップ以上が利用しているネットショップ作成サービス。
ショッピングアプリがあるので、minneなどの販売アプリのようにお客様に商品を見つけてもらうことができます。

ネットショップの作成も、好きなテーマを選んでカスタマイズするだけなので、とても簡単。
「BASEかんたん決済」を利用すれば決済も代行してもらえるので、ほぼ販売サイト/アプリと同様に使えてとても楽です。

お客様に新商品やイベント出展などをお知らせできるメールマガジン機能や、ブログ機能もついていて、必要があれば独自ドメインの設定も可能なので、本格的なネットショップとしても運営できます。

STORES

月額使用料 フリープラン 無料
スタンダードプラン 1,980円
決済機能・手数料 フリープラン 5%
スタンダードプラン 3.6%
※20万円/月以上の売上がある場合は、スタンダードプランのほうが9,840円お得
利用可能な決済方法 クレジットカード、キャリア決済、銀行振込、コンビニ決済、PayPal、楽天ペイ、後払い
ブログ機能 あり(ニュース機能として提供)
メールマガジン 使用可
独自ドメイン スタンダードプランで使用可
Instagramショッピング 対応
特徴 イベントやレッスンなどの電子チケットも販売可能
会員限定ショップや、タイムセールの実施、予約販売など機能が豊富

決済手数料が無料プランで5%、月額プランなら3.6%と最安値水準。
たくさん売れそうな方はスタンダードプランにしておくと、他のサービスを使うよりもかなりお得になります。

ネットショップとして販売するときにしてみたいことが、大抵無料プランで可能なのがSTORESの強み。
メールマガジンやクーポンの発行、再入荷リクエストなど販売支援システムも強力で、顧客管理機能も充実しています。

手軽に始めたい方から、本格的に取り組みたい方まで、やりたいことがほぼ叶うサービス。

その他のネットショップサービス

さらに本格的にネットショップを運営したい場合は、「Shopify」、「楽天市場」「Amazon.co.jp」なども検討の範囲にはいります。
ただ、これらはある程度の費用が必要だったり、申請が大変だったりするので、まずは、BASEやSTORESで始めてみて、物足りなさを感じてから検討しても良いと思います。

また、WordPressでもネットショップは作成できますので、自分で作成、もしくは制作会社に依頼して完全オリジナルで構築するのもアリです。
ただし、こちらは構築・運用ともにある程度の知識が必要になります。

フリマアプリ

「メルカリ」「ラクマ」「PayPayフリマ」「ヤフオク(フリマ販売)」などの、いわゆるフリマアプリに出品する方法もあります。
ただし、この場合はショップとしては利用できないので、毎回販売ページを作成する手間があったり、顧客リストの管理ができなかったり、値下げ交渉をされたりと、少し面倒で難しい面もあります。

ただ、メルカリなどは利用者が圧倒的に多いので、他の販売サービスで売れなかった商品があっという間に売れることもあります。
時間と心の余裕があるときに、プラスアルファとして利用するのがおすすめです。

お店への委託販売

セレクトショップやカフェ、美容室、手芸店などのお店の店頭に商品をおいてもらう方法もあります。
この場合は、販売した金額の2~5割くらいの手数料をお支払いすることが多いですが、月額○円の形で場所を借りるタイプの委託販売もあります。

正直なところ、これで儲かることはほとんどありませんが、通販を利用しない層のお客様とのつながりを大切にしたい場合、「〇〇ショップで取り扱い」など、ブランディングに役立てたい場合には有効です。
ネットだけのショップよりは、リアルな場所でも販売されているショップのほうが、お客様も安心して利用できるのは確かです。

イベント、即売会、フリーマーケットへ出展

ハンドメイドイベント、即売会、フリーマーケットなどに出展することでも販売は可能です。
サイズや質感など、現物を確認して購入したいアイテムや、香りが大切なアロマ系のアイテムの販売はイベントが最適。
一点物を販売したり、その場で仕上げる簡単なオーダーメイド作品を販売するのにもぴったりです。
スペースの広さとイベントの規約によっては、ワークショップを開催することも可能です。

ただ、イベント自体は月に一度程度しかありませんし、だいたい数千円の出展料が必要になりますので、よほど一度で大量に売れない限り「儲ける」というのは難しいのが正直なところです。

ですが、イベントなどに出展する一番大きなメリットは、なんといっても「お客様と直接触れ合ってお話が出来ること」。
直接お会いして自分の思いをお話すると、ファンになって、その後通販などでも購入を続けてくださる方もいます。
「こんなアイテムがほしい」と気軽に希望も聞けるので、マーケティングにも役に立ちます。

なにより、自分が作ったものを嬉しそうに購入してくださるお客様を目の前にするのは、ものを作っていて一番幸せな瞬間。
モチベーションの維持にも大きく役立ちます。

イベントへはぜひ積極的に参加してみてください。

SNS、ブログ

InstagramPinterestTwitterなどでも販売することは可能です。
Instagramのタグや、Twitterモーメントなどでポートフォリオ的に作品を並べて気に入ってくれた方とはDMでやりとり。

ブログでも同様に商品紹介ページを作成して、やり取りはメール、もしくはLINE@などで進めれば特別なシステムも必要ありません。

入金は銀行振込やLINEPayなどのPay系を利用すれば簡単。
間に業者が入らないので、手数料もとられずに販売することができます。

ただし、基本的にフォロワーさんやブログの読者さんがお客さんになりますので、ゼロから始めるのはすこし時間がかかるかもしれません。
すでにフォロワーさんの多いアカウントがあるのなら、SNSだけでも充分に販売は可能です。

手作り品を販売をするのに資格・許認可は必要?

自分でデザインして作ったハンドメイドのアクセサリーや雑貨を販売するのには資格も許認可も必要ありません。

ただし、中古品を販売する場合には「古物商許可」が必要になります。
厳密には中古のアイテムをリメイクした商品や、中古のパーツを使用した商品も古物として扱われるため「古物商許可」が必要になりますので、基本的には新品を材料にして作るのをおすすめします。

化粧品や石けんを販売する場合には「化粧品製造販売業許可」の許可が必要になります。
抜け道として、石けんは雑貨として販売する手段もありますが、グレーな手法のためここではおすすめしません。
薬機法に触れる危険があるので、多くの販売サイトではこれらの取り扱いは不可になっています。

自家製ジャムや梅干し、味噌、お菓子などを販売したい場合は営業許可を受ける必要があります。
営業許可を受けるためには、「人的要件」と「設備要件」を満たす必要がありますので、所在地を管轄する保健所へ相談してください。
許可をうけていれば、minneなどの販売サイトでも食品を販売することが可能になります。

これは違法!やってはいけない禁止事項

趣味のハンドメイドだから…とやってしまいがちだけど、これらは絶対にNGです。
販売サイトなどでの出品取り消しだけならまだしも、最悪の場合は損害賠償を求められたり、逮捕されてしまうことも…。

ハンドメイド品の販売を始める前に、かならず目を通しておいてください。

1.著作権関連

ハンドメイド作品で一番やってしまいがちなのが、著作権の侵害。
販売サイトでも、基本的にこれらのアイテムは販売不可となっています。

キャラクターの雑貨を作って販売する

羊毛フェルトでくまのプーさんを作って販売、ピカチュウのアップリケをつけたレッスンバッグを販売など。
どんなに上手でも、キャラクターグッズを勝手に作って販売してはいけません。

ただし、自分でゼロから考えたキャラクターならOK(パクリはNGです)。
あなたが創造したキャラクターは、あなたに著作権があります。

キャラクターのプリント布を使用した雑貨を販売する

キャラクターのプリントされた布は、個人で楽しむために販売されています。
すみっコぐらしやキティちゃんのキャラクター布で作ったマスクを自分で使うのはOKですが、販売したらNGです。

同様にマリメッコなどのブランド生地を利用した作品も、個人で楽しむ以外には利用不可。
もちろん販売はNGです。

書籍やインターネットに公開されている作り方の通りに作成したものを販売する

書籍や雑誌、インターネット上には様々なハンドメイド作品の作り方が公開されています。
また手芸店ではレシピ集が配布されていたり、販売されていたりもします。
もちろんこれらを参考にして作品を作ること自体は問題ありませんが、そのまま販売するのはNGです。

公開されている作例は、それを公開した人に著作権があります。
布や色を変えた程度では、著作権の侵害とみなされる可能性が高いです。

※ただし、書籍やサイト上に「商用利用OK」と記載されている場合は問題ありません。
記載がなにもない場合には、出版元に問い合わせてください。
わからない場合は販売しないほうが無難です。

誰かの作品のパクリ

「これかわいい!」と思った誰かの作品、ハンドメイド作家であれば同じようなものを作るのは難しくないことも多いものです。
もちろん似たような作品を、自分で使うために作成するのは問題ありませんが、パクリ作品を販売するのは絶対NG。

あなたが真似して販売しようとしている作品も、あなたと同じように誰かが苦労して作り上げた作品です。

2.薬機法違反

知らないと悪気なく違反してしまいがちなのが「薬機法」。
違反すると罰金や懲役まで課されることがあるので、特に食品や肌につけるものを作る場合には気をつけておきたい法律です。

「〇〇に効く」など勝手に効能効果をうたう

効能効果をうたえるのは、基本的に医薬品と医薬部外品のみです。
自家製味噌を「便秘を治す」と言って販売したり、アロマスプレーを「不眠に効く」などといって販売すると、薬機法違反となります。

薬機法は色々難しい法律ですが、まずは「〇〇に効く」「〇〇を治す」などの薬に使うような表現はNGとおぼえておきましょう。

化粧品製造販売業の許可なく化粧品を販売する

手作り化粧水、手作り石けん、ハンドクリームなどを販売する場合には「化粧品製造販売業」の許可が必要です。
許可を受けることなく、これらの商品を販売してはいけません。

3.許可のない食品販売

食品は営業許可を取得した場所で製造したものしか販売できません。
許可をとらずに自宅の台所で作ったクッキーなどを販売するのはNGです。

4.個人情報の取り扱い

販売で得た個人情報を利用して、まったく関係のないものを売りつけてはいけません。
顧客リストを業者に売りさばくのは、もちろんNGです。

ズバリ、稼げる販売方法は?

いちばん大切なポイントは、「安売りをしすぎない」ことです。
個人で作るハンドメイドは安くすればするほど、労力ばかりがかかって、儲けは少なくなります。

500円の商品を100個売っても50,000円ですが、5,000円の商品なら10個売るだけで50,000円になるのです。
ハンドメイド作家が目指すべき道は、薄利多売ではなく、価値のある良いものを少ない個数販売すること。

はじめは自信がなくて、数百円などの価格をつけがちですが、ハンドメイドの世界は「価格」と「売れ行き」は比例しません。
安すぎると、逆にたいしたことのないものだと思われて売れないこともあります。

これは適当にボッタクリ価格をつけろという訳ではなく、高い価格に見合った価値のある商品をつくるべし、という意味です。

ハンドメイドの場合は原価がかなりかかるので、しっかり原価と儲けを計算にいれて価格設定することも大切です。

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minnne(ミンネ)やCreema(クリーマ)で売れない

minnneで売れない。これ以上値段なんて上げたら、もっと売れないよ…。

…実はよく相談されるお悩みです。

minnneなどの販売サイトで売れない理由で一番多いのは「同じようなものが大量に出品されている」こと。
似たようなアイテムであれば、安いほうが良いに決まっています。

はい、価格競争の世界へようこそ。

…ですよね。

商品として販売するのであれば、自分が作りたいものではなく「買いたい人がいるもの」を売らなければなりません
趣味だから、作りたいものだけ売りたい!のであれば、儲けようと思わなければいいだけなので、自由に作品作りを楽しんでください。

しっかり販売して、がっつり稼ぎたいのであれば、他の人が販売していないもの、お客様が求めているものを、販売サイトをじっくり眺めて探してください。

出品するなり、すぐに売れているアイテムはどんなものか?
売れ残っているのはどんなアイテムが多いのか。
よくある商品と自分の作品との違いを打ち出せるポイントは、どこかにないか?

これが、マーケティングです。
ハンドメイドだからこそ、打ち出せる違いは無限にあります。
作り手の思いや作品ができたストーリーが見えるだけで、ぐっと魅力的に見えるアイテムもあるのです。

ぜひ、試行錯誤してみてください。

完全な初心者は、何から始めればいい?

色々あって迷ってしまって、どれからスタートしたらいいかわからない!という場合は、以下のナビゲートどおりに進んでみてください。
販売しているうちに、自分なりのやり方が見えてくるはずです。

step
1
minnne(ミンネ)に登録して、出品する

まずは、一番利用者の多い販売サイト/アプリの「minne」へ登録しておきましょう。

→minneの詳細にジャンプ

step
2
Instagramアカウントを作成

Instagram(インスタグラム)のアカウントを作成して、作品の写真をアップしていきます。
同じような作品を投稿している人の「ハッシュタグ(#~)」を参考にして、自分の作品にもつけてみましょう。

step
3
BASEでネットショップを開設する

自分のお店のホームグラウンドとして、BASEでショップを開きましょう。
名刺やチラシにも「私のお店です」と、URLを掲載できます。

一度ファンになってくれた方がBASEから購入してくれれば、手数料も少なくてすみます。

→BASEの詳細にジャンプ

step
4
Creema(クリーマ)に登録して、出品する

余裕があれば、ぜひCreemaにも登録しておきます。
単純に、人の目に触れるチャンスが増えると売れる可能性もアップするためです。

→Creemaの詳細にジャンプ

step
5
商品が増えてきたら、イベントや即売会へも参加

ハンドメイド作家は孤独な作業が多いので、お客様とのふれあいはモチベーションアップの効果絶大。
同じように出展しているハンドメイド作家さんと、お友達になることも出来るかもしれません。

販売した収益の確定申告

ハンドメイド作品の販売は事業ですので、ここで得た収益は、確定申告が必要です。

ただし、専業主婦などハンドメイド以外の収入がない方で、所得(売上から経費を差し引いた金額)が38万円以下の場合、給与所得がある場合は給与以外の所得が20万円未満であれば、申告をしなくてもOKです。

参考確定申告が必要なケースと不要なケースとは?確定申告の対象者について[freee]

また、確定申告が必要になるほど稼ぐぞ!という場合は、「開業届」と「青色申告承認申請書」を事前に出しておくと、控除額の大きい「青色申告」ができてお得ですよ。

まとめ:ハンドメイド作品の販売方法

ハンドメイド作品、手作り品を販売するには「ハンドメイド販売サイト(アプリ)」「ネットショップを開設する」「フリマアプリを利用する」「店頭で委託販売をする」「イベントへ出展」「SNSやブログから販売」などの方法があります。

一般的なアクセサリーやファッションアイテムなどを販売する分には、資格や許認可は不要ですが、食品や化粧品を販売する場合には必要になりますので、事前によく調べておきましょう。

趣味の延長で始める人が多いハンドメイドですが、意図せず違法行為をしてしまわないように、しっかり知識をつけてからはじめてくださいね。

……と、いろいろな手段と注意事項を並べてきましたが、「情報が多すぎてわからなくなってしまった」という場合は、とりあえず「minnne」と「BASE」に登録して、Instagramの運用をはじめてみてください。

ハンドメイド販売は、初期費用がかからないところが多いので、まずはお試しでいいので実際に販売してみることが大切。
実際に販売をしてみると、「ここをこうしたほうが売れるかな?」や「このサイトよりもこっちのほうが私の作品に合っているかも?」などいろんなアイデアがでてきます。

その試行錯誤も含めて、ぜひハンドメイド販売を楽しんでくださいね。

  • この記事を書いた人

ゆり

起業3年目のフリーランスママ。 M-coto株式会社でママ講師さんたちの活躍をサポート中。 ママかつ認定講師養成講座講師。 小学生から幼稚園までの3児の母で、元薬剤師でありながら、WEBマーケター、ライター、セミナー講師などとして、子供との時間を第一にしながら働いています。

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