きれいな爪で、ハッピーな気分になれるネイル。
美容業界で働くことももちろんできますが、ネイル講師やネイリストとして起業をする人も多い職業。
国家資格は不要で、美容系の職業の中でもハードルが低いのも特徴です。
自分のサロンを開業するのも素敵ですね。
こんな方におすすめ
- ネイリストに憧れている
- ジェルネイルは欠かせない
- 細かい作業が好き
- 誰かの喜ぶ顔を見るのが嬉しい
- 仕事としてきちんと稼ぎたい
必要な資格 | 不要(任意) |
難易度 | (少しむずかしい) |
収益化 | サロン勤務 サロン開業 フリーネイリスト |
収入の目安 | サロン勤務:20~40万円/月 開業の場合は実力次第 |
必要な材料 | ライト 各種溶剤 各種ジェル ブラシ リムーバーなど |
完成目安時間 | 1~数時間程度 |
ネイリストとは
ネイリストとは、爪のケアやネイルアート、つけ爪の施術などを行う爪の美容の専門家。
ネイリストというと、きれいにデコったジェルネイルを想像することが多いのですが、爪の形を整えてケアをすることから、傷んでしまった爪の補修まで、爪に関するトラブルからおしゃれまでを幅広く担当します。
中でもマニキュアよりももちが良くて、凝ったデザインを作れるジェルネイルの人気は上昇中。
現在、ネイルサロンで提供されているメニューの60%以上がジェルネイルだと言われています。
ネイリストとして活動するために必要な資格
「日本ネイリスト協会」という団体を始めとして、民間ではいくつかの資格がありますが、国家資格などは必要なく、資格を持たなくてもネイリストとしての活動は可能です。
ただし、技術力が人気に直結する職業のため、しっかりと専門知識を学んでおいたほうが良いことは間違いありません。
「ネイリスト技能検定試験」や「JNAジェルネイル検定」などの民間資格を取得しておくと就職の際にも有利なことがあります。
これらの検定は独学でも合格可能ですが、技術力も知識も必要とされるため、通信講座を含めたスクールに通って試験対策をする場合が多くなっています。
また、ネイルサロンを開業する場合にも許認可や保健所への美容所登録などは不要です。
※まつエクやマサージを含むメニューを展開する場合には対応する届け出が必要になります。
必要な設備などに縛られないため、自宅でも簡単にネイルサロンを開業することが可能です。
特に自宅サロンで友人を中心にお小遣い程度の収入があれば…ということであれば、資格も必要ありません。
ネイリスト技能検定試験
1級から3級まであり、ネイリストの技術力を認定します。
すべての級において「筆記試験」と「実技試験」が行われます。
1級 トップレベルのネイリスト として必要とされる総合的な技術及び知識。
2級 サロンワークで通用する ネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識。
3級 ネイリストベーシックのマ スター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。
JNAジェルネイル検定
初級、中級、上級があり、ジェルネイルの技術を認定します。
初級中級ではて「筆記試験」と「実技試験」、上級では「実技試験」のみが行われます。
初級 ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得
中級 ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門的知識と技術の修得
上級 ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得
公式サイトNPO法人日本ネイリスト協会
ネイル関係の資格取得のためのおすすめスクール
PBアカデミー ジェルネイル認定講師資格取得講座
初心者の方にはこちらの講座がおすすめ。
ジェルネイルは準備する材料が多いのですが、こちらの講座はすべて揃って届くので楽にスタートできます。
テキストも初心者向けにわかりやすく作られているので、「ジェルネイルに興味はあるけど、自分ではやったことがない」という方でも安心してスタートできます。
6ヶ月の通信教育期間を終了すれば、プロのジェルネイル技術が習得可能。
「ジェルネイル認定講師」というディプロマも発行されるので、これ一つで自宅サロンのオープンも可能です。
もちろん、ここで身につけた技術で、ステップアップのために「ネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル検定」にチャレンジするのもおすすめです。
資格名 | ジェルネイル認定講師 |
認定団体 | PBアカデミー |
受講料 | 79,000園(税抜・送料/決済手数料別) 分割払い(3,800円×24回払い) |
受講期間 | 6ヶ月 |
特徴 | 通信講座 質問は無制限で可能 ディプロマあり 卒業後は自宅でネイルサロン開業可能 |
ネイリストになれる専門学校
独学ではちょっと不安…という場合や、本格的に学びたいなら、専門学校に通って直接学ぶのがおすすめです。
全国各地にある美容系の専門学校ではネイルの勉強もできるところもあるので、ぜひご近所で探してみてください。
ネイリストの収益化
ネイリストの収益は主にサロンに勤務するか、自分で開業するかに分かれます。
サロンに勤務してフルタイムでがっつり仕事をするもよし、フリーランスとして週末だけ自宅サロンを開業するもよしです。
どれくらい稼げるの?
サロンに勤務する場合は、月給という形で受け取れますので、金額についてはサロン次第。
技術レベルによって変わってきますが、だいたい20~40万円/月のところが多くなっています。
自宅サロン開業の場合の収入
自宅サロンの場合は、どれくらい稼働するか、メニューをいくらに設定するかで大きく変わってきますが、だいたい数万円から十数万円の方が無理なくつづけているようです。
本格的に活動されている方は、50万円を超える売上を得ていることもありますので、努力次第で稼げる可能性はあります。
どれくらい働いていくら稼ぐのかは、事前にある程度考えておくのをおすすめします。
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目標収益を決める
得意で好きなこと、さらに需要もあることを確認して、どんなジャンルの事業を始めるか決めたら、次に大切なのは「その事業で稼げるのか?」ということですね。 実は、世の中には「得意で好きで、需要も大きいのにお ...
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まとめ:ネイリスト
- ネイリストとして開業するのに資格はいりません
- 自宅サロンを開業するのに許認可もいりません
- 月収はサロン勤務で20~40万円程度、自宅サロンでは数万円から50万円以上までさまざま。
- 技術力が人気に直結するので、技術を磨くことを忘れずに。